足の学習帳~透析足病変患者様の終末期看護~

透析足病変患者様の終末期看護

今回は、透析足病変患者様の終末期看護をテーマにさせて下さい。

私の看護人生において一番に難しい課題であり、私が目指す在宅終末の看取り支援についてです。
今回、個人契約として患者様から支援依頼をお受け致しました。
下肢虚血の足病変を全身状態と切断後のリスクから切断選択が難しくこのままの温存して看取りを行うしか望めなかった患者様です。
私には、亡くなられる方の思いを傾聴する機会も多く、いつも思いの中に住み慣れた自宅の空気感と太陽の光や風の音、自然界がおりなす風景を体でもう一度感じて過ごしたいと告げ、結局は無機質な病室の中で亡くなられる方の声を聞いてきました。
無機質な病室ではなく、愛する家族に囲まれ死に場所を選び看取られて生活をする事を望まれても、現状難しい問題があります。

今回の透析患者様の場合は、透析の離脱のタイミングについてでした。どうしても、透析者は延命治療を望まない方であっても生命維持における透析の終わりについて選択をすることが出来ない…その早期判断について難しいということです。
また、維持透析の場合に訪問診療を同時に受けれないということや透析患者様の訪問診療のハードルが高いことも伺えました。

難しいケースについてアドバイスを頂ければ嬉しいです。まだまだ、勉強が必要だと感じています。

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