一歩の【足跡】No.01

再度 歩くために 一歩を記す
~愛する人に感謝を込めて、一歩を重ね前に進む勇気を胸に~

 愛する主人は、進行性の難病と戦い、闘病生活17年、53歳の若さで永眠しました。
彼は、不平不満を口にせず、再び歩けることを願いながら日々、努力しておりました。
その前向きな姿勢を応援することが、私の生き甲斐であり、幸せを感じる瞬間でもありました。
この、「再度 歩くために 一歩を記す」は、彼が残した目標であり、重ねて私の目標として書き記すことで、あたりまえに歩きたいと願う方々を応援していきたいと思います。

【出会い】
私は今、足のナースステーション「一歩」として歩み始めました。
私の想いで、足のナースステーションの屋号には「一歩」しかないと考え、主人に告げた時の表情は、目をまんまるくしたあと笑顔で頷いて喜んでくれました。私の決断にあたり応援してくれる主人と、それを支えてくれる色々な方々との出会いがありました。
私の人生を変える一人として、足のナースステーション代表との出会いがありました。
代表の姿は、「足を救い」更に「命を救う」という思いでフットケアに取り組み、垣根のない独立看護師として病める方々への住みやすい環境をつくる活動を主に「あたりまえに歩けることがどれだけ有り難いことなのか」を気づかせてくれました。そして、自分の人生観を変え、あたりまえに歩きたいと願う人達の「一歩」を支え、看護人生に添える使命としてメディカルフットケアの道に挑戦したいと考えさせてくれました。

+足 跡+++
2019年12月25日
+フィートインデザイン社長との面接
社長とは、同じ難病と闘う身内の存在と境遇から、「今の貴方だから救える足がある」と私の独立を応援してくれました。
そのクリスマスの夜は、音楽を聴く主人の隣でおしゃべりや年賀状の作成をして、穏やかな時を過ごしました。
2019年12月26日
+主人が17年間の闘病生活の末、突然の永眠
主人の顔に白い布が掛けられた時、その現実を受け止めることが精一杯で、通夜、告別式、初七日‥何も記憶として残らず周囲と空気や温度が違う空間に自分だけがいる様で心に力が入らず日々時間だけが流れていきました。その何気ない喜びや大切な日常のすべてが、「あたり前」ではなく「かけがえのない」有り難い事として気づき、時(命)の尊さを教えてくれました。

【主人の目標を決意に繋げて】
かけがえのない一歩を獲得する決意と彼の努力は、「再度、歩くために一歩を記す」と綴られた年頭の目標であり、晩年を生きぬいた彼の眼差しの先にある希望でもありました。我が看護人生に添える使命として、その言葉を胸に、一歩の重みを抱え闘病される方々の下肢救済に取り組み、今ここから、一歩重ねて記し踏み出すことで眼差しの先にある希望の光へと繋げたい。

 

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