『秋の風習』
9月21日は、1年で最も美しいとされている秋の真ん中の月=『中秋の名月』でした。
十五夜に団子とススキをセットして、秋の月見を楽しむなんて風流ですね。
お月見の風習は、十五夜に見立てて丸い団子を15個作り、稲穂の代わりに鋭い切り口が魔除けになり、悪霊や災いなどから収穫物を守るとされるススキを添えて、月の神様に収穫の感謝と翌年の豊作を願う行事です。
十五夜の他にも実りに感謝をする行事としては、栗や豆の収穫を祝う「十三夜」という風習があります。十三夜は、日本の美意識として、完全なものよりも少し足りないものを美しいとする『不足の美』という考え方があり、満月ではない微妙に欠けた十三夜の月に風情や趣を感じていたようです。
「十三夜に曇りなし」と言われ、きれいなお月様をみられる確率が高いのは「十五夜」より「十三夜」のようです。
夜空に浮かぶ美しい月を心静かに眺めているだけで、満ち足りた気持ちになり心を豊かにしてくれそうです。この様な、日本の風習について言い伝えや意味を知る余裕も大切ですね。
満ち足りた人生を歩むためには、心を馳せる足の大切さを知る必要があり、
「人生100年時代、足の耐久年数は50年」歩き過ごせる未来を支援したいと考えます。
あたり前に歩けることに感謝し、多くの方々の足元からの笑顔を願い
10月18日は、「十三夜」のお月見をしたいと思います。
足のナースステーション 真こころ 永渕 智子
監修:足のナースステーショングループ