一歩の【足跡】 No.05


再度 歩くために 一歩を記す

~愛する人に感謝を込めて、一歩を重ね前に進む勇気を胸に~


再び歩くために、当たり前に歩けることの重みを感じ自事業に取り組む中で、様々な虹からエールが届き、ご縁を結ぶ二人との出逢いがありました。

まずは、一週間前に祖父を亡くされた30歳代の女性です。

私の「一歩」の屋号に関心を持ち、成り立ちについて声をかけてくれました。彼女は、初めて会った保険の外交員です。義足で生活を営む祖父を亡くされ、「棺に義足を入れたかったけれど、金具が付いていて入れてあげられなかった。義足がないと天国で歩けない‥。」と、優しい気持ちを持っている彼女の大きく澄んだ瞳から、突然、涙が溢れだし、共に一歩の重みを共感し合えることが出来ました。

2人目の方は、車の免許は返納され、電車とバスとを乗り継いで、急な坂道を歩いて山まで来られる70歳代の女性です。靴とインソールのオーダーを頂き、後日お届けに伺いました。

ご両親の介護をされ、現在はひとり暮らしです。

お父様は、パーキンソン病を患い歩行もままならない状態で、「電動車いすが欲しい」と言われた事があり、「危ないからと電動車いすを買ってあげなかったけど、自分の行きたい所に行きたかったのでしょうね。」「転倒ばかりだったけど、それでも、歩きたかったのでしょうね。」と他界された今、言葉に詰まりながら、ゆっくりと話して下さいました。

私も、主人との思い出が蘇り、胸が熱く声をかける事も出来ずに涙が流れました。

このお2人との出逢いは「一歩の重みを抱え、歩きたいと思っている方の応援をしたい」、独立当初の私の思いでもあり、初心に帰らせて頂く大切な出逢いとなりました。

今年も、眼差しの先に多くの虹がかかるように、お客様との出逢いを大切にし、日々精進して参りたいと思います。

2022年1月吉日


母と犬の散歩中の虹

出勤時の虹
ジョギング中の虹
訪問帰りの虹

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