「Happy+=ハッピープラス」 No48

「しめ飾り」

しめ飾りは、「八」が末広がりで縁起が良いといわれ12月28日に飾られることが多く、1月7日の松の内が過ぎたら1月15日の「左義長」「どんと焼き」と呼ばれる神社のお祭りで燃やし、一連のお正月行事を締めくくります。今回は、そのしめ飾りの意味について調べてみました。

しめ飾りとは、しめ縄に縁起物などの飾りをつけたものをいい、神社がしめ縄をはりめぐらせるのと同じ理由で、自分の家が年神様をお迎えするのにふさわしい神聖な場所であることを示すために始まったと言われています。しめは「占め」であり、神様の占有地を表します。

しめ飾りに飾り付けられる縁起物にも意味があり、

「裏白(うらじろ)」
葉の裏が白いことから、白髪になるまで長生きするという長寿を願います。

「ゆずり葉」
春の新芽が出るのを見届けてから古い葉が落ちる姿から、家系を円満に譲って絶やさず子孫繁栄を願います。

「橙(だいだい)」
一度実ると何年も落ちずに、ひとつの木に何代にもわたる橙の実が生ることから、家代々の繁栄を願います。

「紙垂(しで)」 
折り重ねられた白い紙のことで、雷を象徴することから神聖な力を宿すものとされ災厄を防ぐとされています。

お正月は、年神様という新年の神様をお迎えするための行事であり、年神様は家々にやってきて、生きる力や幸せを授けてくださると考えられています。しめ飾りには、年神様をお迎えする歓迎と新しい年の無病息災、家々の繁栄を願う意味がありました。
2025年もつつがなく健康で笑顔溢れる一年でありますように。

足のナースステーショングループでも皆様の足もとからの笑顔を願い、自分の足で歩き過ごせる未来を今年も支援させて頂きたいと思います。

足のナースステーション 真こころ 永渕 智子
監修 足のナースステーショングループ

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