「誕生日」
誕生日は、誰もが主役になれる特別な日です。
私も5月に45歳を向え、いつもなら「また一つ歳をとった。」と感じ、誕生日を気にすることもなく過ごしていました。今回、5月のHappy⁺の原稿を書くにあたり、これも何かの運命かと思い誕生日について調べてみました。
改めて誕生日についての意味合いを調べてみると、何げなく過ごしていた誕生日が節目の様に感じられ待ち遠しくなります。
① 生命の誕生を祝い、自分が生まれたことを喜び、周りの人に感謝する日。
② 過去一年を振り返り、自分の成長を実感する日。
③ これからの目標や夢に向かって、新たな気持ちでスタートを切る日。
④ 一年の中で最も特別な日として、自分自身を大切にする日です。
本来、日本の伝統的な行事には、「年祝い」や「節句」など、年に一度のお祝いがあり、個人の誕生日を祝うという習慣はなく、明治時代に入り西洋文化の影響から誕生日を祝う習慣も徐々に日本に流入してきました。特に、欧米では誕生日が重要な行事とされており、この文化が日本にも伝わり、次第に個人の誕生日を祝う風習が広まっていったのです。
また、戦後の日本では、アメリカの影響も強く、誕生日を祝うことが一般的な習慣として定着しました。誕生日ケーキを用意したり、プレゼントを贈るようになったのもこの時期です。
私も幼いころの誕生日を思い出しました。
両親は普段仕事で忙しく、2人兄弟だった私たちは祖父母や近所のお家でいつも両親の帰宅を待っていました。しかし、誕生日だけは朝からお買い物へ出かけ、好きなおもちゃを買ってもらい、遊園地などで遊び、夕食に大好きなハンバーグや焼肉を食べ、好き好きづくしの1日を過ごしたことを思い出します。今当時のことを振り返ると、両親の想いや優しさが胸にささり、感謝の気持ちとこれから両親との時間を大切にしなければと思います。
今回、誕生日について調べることで、自分自身を振り返り両親の暖かさなどを再認識することが出来ました。今年は、さらに両親をはじめご縁を頂いた皆様への「感謝」と「笑顔」を忘れず過ごせる1年にしたいと思います。
最後に、誕生日は、生命の誕生を祝い、成長を振り返り、未来への希望を抱く特別な日です。 どのように過ごすかは人それぞれですが、自分にとって最高の誕生日になるように、自由に楽しく過ごしてください。 そしてフットケアで、さらに特別な一日にして頂き、健やかで美しい足で、素敵な一年をお過ごしください。
足のナースステーション スマイル 藤本圭一郎
監修:足のナースステーション グループ