「ありがとう」と感謝を添えて、足のナースステーションからの1ページ

3月24日、地元の佐賀新聞25面に靴工房ジャンボと企画協力して開発した、佐賀から生みだす介護靴「ハッピーライフシューズ」が掲載されました。この取材を担当した東中記者には、祖母の歩行再獲得を願う思い、そして私たちと同様に「人と人の思いを繋ぐ」記者としての情熱があり、素晴らしい原稿として掲載されています。今回、佐賀新聞掲載後に東中記者を訪問し動かされた心の1ページ「ありがとう」をお届けいたします。

この取材ネタを佐賀新聞に提供くださったのは、神戸に住む東中記者のお母様からであり、東中記者の幼少期から足の大切さを語り教育したお母様は、歩くことがままならなくなった祖母の介護をされている。足が浮腫み、お洒落な靴が履けなくなった祖母の足に合う、歩きやすい靴をネットで探されていた時に、足のナースステーションのホームページに掲載している「佐賀から生みだす介護靴」に目をとめて下さいました。

年末帰郷した東中記者は、靴工房ジャンボで商品化されている靴の情報をお母様から知り、小さい時から靴は大切といい、高価な靴を履かせてくれていた母が気になる靴について、興味を持ち取材交渉にあたったと話してくれた。
家族思いの東中記者の原稿には、祖母に再び歩く喜びを味わってもらいたい、そして介護する母への労わりを感じる心優しい原稿として生まれた。そして、ハッピーライフシューズに携わる足のナースステーションや靴工房ジャンボのつくり手のこだわりに共感し情報発信に熱意を注いでくれた。
掲載後に「ありがとう」と言葉を添えて頂いたのは初めて、語り手の思いと感性を正直に書面に落とし読者に伝えたい。入社1年目の記者として先輩方に育てて頂き、今がある。今回の取材を最後に4月より部署の移動が決まり、最後の記事として粘り強く人の思いを繋げる遣り甲斐に、妥協はしたくなかった。仕上がった原稿は、大きな一面を飾り、取材できたことに最高の喜びと感動を得ることができました。また、新聞記者として、「人と人の思いを繋ぐ」人情を大切に取材部に戻ってきたいと語ってくれた。

この東中記者にも「佐賀から生みだす情報誌」への思いを感じ、佐賀新聞社の金の卵の活躍を応援した1ページとして、足のナースステーションのホームページでご紹介いたします。
また、東中記者の記事を読んでいただき、あたり前に歩きたいと願う多くの方々に笑顔を届ける事が出来ればと考えます。

足のナースステーション 統括責任者 井上 祐子
2020年3月25日

 

 

佐賀新聞記事