足のナースステーション真こころ2周年イベント、大盛況のうちに終了

テーマ「未来を笑顔でいたいから」
~「ココロ」と「カラダ」、足もとから健康をつくる~

2023年4月15日に開催致しました、足のナースステーション真こころ2周年&フットエイドスタジオ1周年のアニバーサリーイベントは、フットエイドスタジオの誕生秘話に思いが重なる、歩くことに痛みを抱えたリウマチの母と、健気にも母を支える8才の男の子の感動的な一幕がありました。
また、南国の様な温かいウクレレの音色は、心を開放して優しさに包まれ雰囲気を演出し、照らされる灯は笑みがこぼれる空間となりました。そして、フットサポーター’sの活動を通して、虹が「歩きたい」・「歩かせたい」と願う方々を引き寄せてくれたのかも知れません。皆様のご支援のお陰で、楽しめるイベントとして賑わいをみせ大盛況に終えることができ感謝しております。

感動の一幕

初めに、リウマチの母に連れられた8才の男の子が「宜しくお願いします」と深々と頭を下げた。それは、痛みを伴う母の足を「どうにか楽にして下さい」と願う姿にも思え、足もとからインソールで整えていった。まず、立つことに痛みが消失し、楽に歩ける動作の獲得へと繋がり、更に、リウマチの関節変形による痛みで男の子を抱くことも出来なかった母が、脇に抱えて抱き上げた。初めて我が子を抱っこした母と、甘えることの許された男の子が涙して抱擁する姿に虹が輝き時を進めた。
足もとからの健康が意味する神秘的な現象であった。

足のがっこう

足のナースステーショングループと靴工房ジャンボによる足の学習会は、各々のメンバーが担当する学習タイトルを模造紙一面に趣向を凝らし描かれており、来場者の皆様にお伝えしたい足の話が満載でした。
いつも忙しい時間の中で制作に入るグループメンバーには、感謝の一文字。
フットエイドスタジオにいるハリネズミ(幸運の象徴)や似顔絵を描き応援してくれるメンバーと、緊張する自分を励まし笑わせてくれる雰囲気に心が癒されます。特に、模造紙から熱く見つめるイカした白癬君は傑作で最高でした。
グループ間の絆を感じ「ありがとう」の気持ちを添えて、また、助け合える仲間の存在に笑顔で進んでいけたらと感じました。

主催者の思い

足のナースステーション創業者の活動を通して、人をこんなにも笑顔にできるフットケアがあることを知りました。
自分でも、この様な足もとからの笑顔が見たい。心と体のメンテナンスと調和から「人を幸せに癒すことが出来れば」と寄り添った看護がしたいとの思いで、2021年6月16日に「足のナースステーション真こころ」としてスタートし、今年で創業2年を迎えます。
自分の足跡に咲いた花として、最も印象に残ったお客様のエピソードは、車椅子生活が長くなったパーキンソン病を患う方の足もとを見直した時でした。足の土台から、安全で機能的な環境を整えることができたことで、その方の気持ちが前を向いて一歩を踏み出す姿を見ることができました。まさに、気持ち(ココロ)とカラダが繋がり、足もとからの笑顔に出会えた瞬間でした。今後も、使命感を新たに微力ながら活動に繋げることができたらと感じています。