「チョコレートはカラダにイイ?!」
2月14日は、大切な人に想いを伝えるバレンタインデー。愛情込めた手作りチョコに挑戦する方や、どんなチョコレートを選ぼうかとワクワクしている方も多いのではないでしょうか。
甘くて美味しくて、口の中でとろけるチョコレート。ついつい次々と手が伸びてしまい、気がついたら食べ過ぎてしまったことはありませんか?そんな甘党な方へ、チョコレートに関するチョコっとカラダに良い「3つの栄養素」をご紹介します。
チョコレートの原料となるカカオ豆の栄養素は、大半が良質な脂肪分でできています。中でも脂肪分の一つ「ステアリン酸」は、体内に吸収されにくく、エネルギー源にも体脂肪にもなりにくい性質があります。つまり、チョコレートは太りにくい脂肪分でできているのです。
さらに、難消化性のたんぱく質「カカオプロテイン」は、消化されずに大腸までたどり着き、便の量を増やして腸のぜん動運動を活発にします。また、腸内善玉菌として知られる腸内フローラにより、便回数を増やす効果も期待できるようです。
そして、カカオ豆に含まれる「カカオポリフェノール」は、ポリフェノールが血管内の炎症などを軽減させることで、血管をしなやかにする効果が期待されています。血圧高めの方がチョコレートを4週間続けて摂取したところ、最高血圧が-6mmHg下がったことが研究で分かっています。ダークチョコレートは、カカオポリフェノールが多く含まれており、リンゴや赤ワインの8倍多く含まれているそうです。
その他、動脈硬化予防・角質の水分量の低下予防・アレルギー予防・脳の活性化にも注目されているチョコレート。足も、血管や循環・皮膚や角質・脳と密接に関係しているので、チョコレートの効果にチョコっと期待しちゃいます。でも、お砂糖が入ったチョコレートや食べすぎには要注意!
足のナースステーション歩っとLife 長利麻衣子
監修:足のナースステーショングループ