「Happy+=ハッピープラス」 No.17

「蛍」

 梅雨から初夏にかけ自然の多い場所では、蛍の光が飛び交うロマンティックで幻想的な世界を見ることができます。蛍の放つ光は、仲間とのコミュニケーションや、オスが光りながらメスの光をめがけて飛び交う求愛行動の一つです。
その光景は、大地の恵みとなる水以外にも

  • 豊かな自然
  • 明かりのない夜
  • 気温が20度前後
  • 曇りの空
  • 高い気温

などのさまざまな条件が揃わないと見ることができません。

また蛍は、約1年の幼虫時代に蓄えた栄養素で生きており、成虫が唯一摂取するのは水のみで、その栄養分が尽きると10日ほどで儚く死んでしまいます。幻想的な輝きを見ることができるのは、ほんの短い貴重な時間ですね。

 実は、人間の足も寿命が短く、蛍の光の輝きのように貴重です。人間は、およそ600万年という長い時間をかけて進化し「直立二足歩行」を手に入れました。その貴重な、足の耐久年数は50年と短く、正常な歩行で人生を過ごせる方は人口の1割程度と言われています。
 現在は、人生100年時代です。皆様にも足の大切さに気づいて頂き、日頃からのお手入れや靴選びなどに気をつけて、足を労って頂きたいと思います。

足のナースステーション 癒 竹藤 五月

監修:足のナースステーショングループ

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