『父の日の色に込めた想い』
鮮やかな黄色いリボンをつけた贈り物が飾られた6月の第3日曜日は、父の日ですね。
黄色は、古くからイギリスでは、「身を守る色」「魔よけの色」とされ、戦場に向かう男性の安全を祈って、家族が黄色いリボンを木や玄関に結んでいたことから、最愛の人の健康と無事を祈る色として使われていたそうです。
また他にも、「愛と信頼と尊敬」を表わすともいわれ、愛する家族を守るため、日々一生懸命に働くお父さんにはぴったりのイメージの色ですね。
日本では、これらの意味に着目した「日本ファーザーズ・デイ委員会」が、父の日には黄色いリボンをつけたプレゼントを贈ろうというキャンペーンを始め、これが徐々に広まるにつれて、「父の日=黄色」というイメージが定着したようです。
そんな、父の日の由来を調べていくと、幼いころの父との思い出が蘇ってきました。
父は、優しい人で叱られた記憶がありません。
小学生の夏休みの図工の製作品が父の手で大人の作品に変わり、母が病気の時には、焦げたウインナー入りのお弁当を持たせてくれました。
また、私のマラソンの練習に付き合ってくれたことが切っ掛けで、父がマラソンに熱中し、60代でホノルルマラソンに出場するまでになりました。
60代でホノルルマラソンに出場した父を尊敬します。
そんな父は84歳になり、未だ走れることを夢見ています。
80代でもホノルルマラソン出場を夢見る父を応援して、私も父の日には「愛と信頼と尊敬」を表す黄色いリボンを添えたインソールをプレゼントしました。
足のナースステーションでは、最愛なる人の足もとから健康を願い、真心こめたフットケアの提供を心掛けています。
今後ともよろしくお願いいたします。
足のナースステーション 真こころ 代表 永渕智子
監修:足のナースステーショングループ