「Happy+=ハッピープラス」 No.34

「樹木の冬支度」

色鮮やかに赤や黄色に色づいた木々に、秋の深まりを感じます。美しく紅葉する木々は、季節を感じ取っているのでしょうか。紅葉は、樹木にとってどんな意味があるのかと思い調べてみました。

植物の葉は、太陽の光と水・空気中の二酸化炭素を使って光合成を行う葉緑体という器官を持ち、その中に、葉緑素(クロロフィル)という色素があります。その色素が、太陽光に含まれる緑色光を吸収せず反射させるため葉の色が緑色にみえます。

気温が低くなってくると光合成などの反応速度が低下して、日照時間も短くなり養分の生産量が減るため、樹木は葉のはたらきを止めて省エネモードになります。また、葉には根から吸い上げた水分を蒸散させる働きもあり、寒くなると水を十分に吸収できずに生きるために葉を落とします。そこから、葉を落とす準備として葉と枝の間に壁を設け(離層)、葉に水や養分を運ぶ管の働きを弱め、葉のクロロフィルを分解して養分に変えて幹に送られエネルギーとして利用します。それにより、葉に含まれるクロロフィルが減り、もとから葉にあった紅葉色が目立ち秋の訪れを感じます。

すなわち、紅葉は、樹木が冬を越すために物質やエネルギーを節約する仕組みで、生き残るための手段のひとつであり、日本の四季として感じる樹木の冬支度だったのですね。

さて、皆様の冬支度はいかがですか?

筋肉は人体最大の熱産生器官であり、人間の筋肉の7割は下半身にあります。体温が1℃下がると血流が悪くなり、免疫力は30%下がると言われ、低体温の原因の9割は筋肉量の低下に関与しています。効率よく筋肉を鍛える意味でも「歩く」ということは、とても大切なことです。

紅葉を愛でながら、下肢筋力を鍛え免疫力をあげていきたいですね。

足のナースステーション真こころ   永渕智子

監修:足のナースステーショングルー

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