『大掃除』
今年も残すところ1か月になり、大掃除の事始めに触れてみたいと思います。
大掃除の起源は、「煤払い」と言われています。昔は家の中に囲炉裏やかまどがあり、煤を払うことが掃除をすることの象徴でした。また、払うという言葉には「清める」という意味があり、新年を司る年神様を迎えるための神聖な清めの行事でもありました。
煤払いをする日は、12月13日の万事に吉日とされる「正月事始め」に、江戸時代に煤払いが行われるようになり一般に広がったといわれています。
煤払いを終えた後は、門松にする松やおせちを作る薪などを山にとりに行き、神聖な場であることを示す、しめ縄をつけて年神様を迎える準備が整います。この様に、大掃除の事始めを知ると更に大掃除の大切さが理解でき、前向きに取り組むことができますね。
足は、体表面積の3%で全体重を支え疲れやすい場所です。大掃除を終えた後は、温かい湯船にゆっくり浸り足をほぐし労いの気持ちを込めてお手入れをするのはいかかでしょうか?
皆様も一年の締めくくりに家族の集う場所を整え、心清らかに新年をお迎え頂き、幸多く健康な一年となりますよう願っています。
足のナースステーション癒 竹藤 五月
監修 足のナースステーショングループ