「Happy+=ハッピープラス」 No.33

「黒トンボの語り」一歩のブログとして

 日常のすべてが「当たり前」ではなく、「かけがえのない」喜びや大切な有り難い事として気づいた日から、4年が経とうとしています。主人の月命日には、「いつも見守ってくれて有難う」と感謝の気持ちを伝えにお墓参りに行きます。彼を一番近くに感じる早朝の澄んだ空気の中、私の前に黒い羽根をひらひらさせ、飛んでは着地する一匹の黒トンボが現れました。

 その黒トンボは、私の目の前にとまり、こちらを見つめてゆっくりと身振り手振りに、何かを語りかけているようで、眼が離せません。それは、喜びのダンスのようで、「会いに来てくれてありがとう」と主人の言葉を伝えに来てくれたようで、嬉しくて胸が熱くなりました。

「再度、歩くために一歩を記す」

 主人の目標が私の目標に変わり、晩年を生きぬいた眼差しの先にある希望を共に歩く日々、一歩の重みを抱え、闘病される皆様を支援する活動を通して、今がある。遥かなる道を共に歩むすべを、一匹の黒トンボが気づかせてくれました。それは、幸せは足もとからやって来る。
人は歩くことで、自己存在価値を見出しています。この貴重な経験を活かして、笑顔で足元を支え邁進していきたい思います。

足のナースステーション 一歩  北島 民恵

監修:足のナースステーショングループ

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