足のナースステーション 一歩 活動開始!

再度、歩くために一歩を記す

進行性の難病という病魔を抱え、己ら前向きに闘病する主人の姿は、
話すこと(自己の思いを言葉として伝え分かち合う喜び)の大切さ
食べること(自然の恵みを命の源とする喜び)の大切さ
歩くこと(己ら立ち上がり一歩を踏みしめる喜び)の大切さ

その何気ない喜びや大切な日常のすべてが、「あたり前」ではなく「かけがえのない」有難い事として気づき、時(命)の尊さを教えてくれました。
かけがえのない一歩を獲得する決意と彼の努力は、「再度、歩くために一歩を記す」と綴られた年頭の目標であり、晩年を生きぬいた彼の眼差しの先にある希望でもありました。
我が看護人生に添える使命として、その言葉を胸に、一歩の重みを抱え闘病される方々の下肢救済に取り組み、今ここから、一歩重ねて記し踏みだすことで眼差しの先にある希望の光へと繋げたいと願っています。

足のナースステーション 一歩
北島 民恵

北島 民恵